放送作家・戦略的PRコンサルタント 野呂エイシロウさん インタビュー
『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』(講談社)、『プレスリリースはラブレター ― テレビを完全攻略する戦略的PR術』(万来舎)の著者であり、放送作家・戦略的PRコンサルタントとして業界・ジャンルを問わず幅広くご活躍中の野呂エイシロウさん。クライアント企業が求める"結果"、つまり"具体的な売上げ"を上げられる超実力派のコンサルタントとして、国内外の名だたる大手企業から引っ張りダコの、正に「PR戦略のプロ中のプロ」だ。
以前から「まいボックス工房」の姉妹サイト「まいあめ工房」で制作した手作り飴を、コンサルティング先のクライアントのPR展開に活用するなど、オリジナルグッズ活用にも慧眼をお持ちの野呂さん。そんな野呂さんに今回、ご著書『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』のPRグッズにと、「本のミニチュアまいボックス」を予告ナシのサプライズプレゼントとしてお渡しした。
PRグッズとして制作された「本のミニチュアまいボックス」は、果たしてPR戦略のプロ中のプロの目にどう映ったのか―。 「まいボックス」をきっかけに思わぬ広がりを見せたPR談義は、今後のPR活動のあり方、そして商品本来の価値を伝えていくPRの本質論にまで及んだ。
― 今日はたいへんお忙しい中、ありがとうございます。実はちょっとしたプレゼントがありまして・・・。
野呂さん:えっ、何ですか? ・・・うわっ、スゴイ! こんなのできるんだ!?
ご自身の著書『テレビで売り上げ100倍にする私の方法』の
「本のミニチュアまいボックス」を手にした野呂さん。
サプライズプレゼントの結果は―、この表情だ。
これは面白いですよ! 本の著者ならみんな作りたいんじゃないですか? どうやったら作れるんですか? JPEGの画像を送ればいいの?
― はい(笑)、「まいボックス」というオリジナルグッズで、サイト上のデザインツールから画像を送っていただければ簡単に作れます。最小30個からです。
「まいボックス」を手にした瞬間から、PRのプロ視点の鋭い質問が次々に飛ぶ。
へぇー、これなら何百個か作ってもすぐ配りきっちゃいますね。これは使えると思いますよ! かわいいですし、面白いし・・・。
― 縦横の比が本にも似てるんですが、実はこれは、昔のマッチ箱のサイズなんですよ。日本人の目と手になじむ大きさなんじゃないかと思っています。
あー、確かにそうですね、なるほど・・・。実は今新しい本を書いてまして、その本の発売のときには注文して作りますよ (笑)でも、本じゃなくても、これだったら・・・、例えば結婚式の記念品とかにもいいんじゃないですか?
まいボックスの説明に聞き入る。(写真奥は「まいボックス工房」の仕掛け人・中村)
― ! さすが野呂さんですね(笑) 正におっしゃるとおりで、結婚式のお見送り用のプチギフトとして作られる方がとても多いんですよ。最近は写真を前撮りするケースが多くて、ウェディングドレスや和装の花嫁衣裳で撮ったお二人の写真にメッセージを入れて・・・。
なるほど、それはすごくいいと思いますよ! いい記念品になりますし、もらった方もうれしいでしょうし・・・。
ネットを使ったPRやマーケティング、オリジナルグッズの持つ楽しさと
ソーシャルメディアでの拡がり・・・、2人の話は尽きない。
こういうオリジナルのものって、今後すごくウケると思いますよ。ネットを使えばタダで告知できますし、特に最近ではソーシャルメディアが本格的に普及し出しています。「自分が体感したことを人に伝えることは楽しい」ということに、みんな気がつきはじめていると思うんです。
作る人も受け取る人も、一人ひとりの感じ方はきっと違うでしょう。それらが少しずつ違ったまま広まっていくことが、それぞれのPRやマーケティングに自然に繋がっていくんじゃないでしょうか。
「一人ひとりが体感した楽しさや感動が、もっと伝わりやすい世の中になっていく。
その流れの中で、これからのPRのあり方も変わっていく。」と語る野呂さん。
どんな商品でも同じだと思うんですが、PR戦略を考える上で一番大切なのは、「その商品をどうして作ったのか?」というような、本質というか、根本にあるものを見失わないことだと僕は思っているんです。
企業のPRやマーケティング活動がうまく行かなくなる大きな原因として、僕がよく言うのは、「PRが"業務"になってしまう」ことです。
商品でも事業でも、誰かが最初にそれを思いついたり、作り上げたりした時の情熱とか、感動みたいなものがあったはずなんです。そういう根本にあったはずのものが、日々の業務の中でいつのまにか忘れ去られてしまう。
根本にあったはずの大切なものを伝えるはずのPRの仕事が、そうして日常こなすべき"業務"になってしまったときに、急にユーザーにとっても、伝える企業側にとってもつまらない、効果も上がらない活動になってしまうわけです。
PRが "業務" になってしまうこと。
それが多くの企業のPR活動をつまらない、成果に繋がらないものにしている。
難しいことは何も必要ない―。本質を見失わないことの大切さを訴え続ける。
だからPR活動に携わる方には、ぜひ商品の価値を伝えることそのものを楽しんで欲しいと思います。ちょうど好きな女の子に気持ちを伝えるときと同じように、どうしたら伝わるかとあれこれ考えたり、工夫したりアイデアを出したりしながら、楽しんで仕事をして欲しい。
「まいあめ」もそうですが、今回の「まいボックス」も楽しさや感動を伝える媒体として、とても魅力のあるツールだと思います。ぜひ色々なアイデアを出すことを楽しみながら、自分たちの伝えたい価値を伝えられるPRグッズとして活用してみて欲しいと思います。
― 野呂さん、今日は貴重なお話をありがとうございました!
野呂エイシロウさんのプロフィール
放送作家・戦略的PRコンサルタント。
学生時代からマーケティング活動に従事。放送作家として「元気が出るテレビ」「鉄腕DASH」「NHK紅白歌合戦」「奇跡体験アンビリバボー」などのテレビ番組を構成する傍らCM制作やPR活動にもかかわるようになり、外資系・大手企業を中心にのPR戦略・マーケティングのコンサルティングに従事。マスコミ側からの視点で斬新なアイデアを提案し、大きな成果を上げ続けている。
「テレビ番組も、CMやPRをヒットさせることも一緒。放送作家はヒットするためのコンサルタント業だ!」と、戦略的PRコンサルタントに。
著書に『テレビで売り上げ100倍にする 私の方法』(講談社)、『プレスリリースはラブレター ― テレビを完全攻略する戦略的PR術』(万来舎)がある。







































